平成24年2月3日金曜日

むのむ くろっぱ カンボジア・バッタンバンの昔ばなし

カンボジアのちょっとマイナーなタイとの国境、バンパカード(スカスカなのでビザランには良さそう)。

そこはビザツアーではお馴染みの場所です。アランヤプラテートの方が有名ですが、ビザランでは国境を渡った側にあるカジノホテル(ラノーンでは船にカジノがあったり)で時間を潰しながらビザを待つのですが、そこを抜けてプノンペンでビジネスしている友人まで会いに行きました。

行程
バンコク-(バス)-チャンタブリー
バンコクのエカマイ ターミナルから普通に気軽に快適。
チャンタブリー-(ソンテウ)-バンパカード
相当遠い、確か160B。バンパカード付近になると、なにも、ほんとうに、なにもない。これからが想像できます。
バンパカード-(歩きながら、カンボジア人の車と交渉)-(若い夫婦の車に同乗、10USD)-バッタンバン
早朝ですとバッタンバン行きのバスがあるらしいですが、詳細は不明。白タクは交渉する気にならないぐらい高い為、歩いて一本しかない道をバッタンバンに向かいながら通る車と交渉。1kmも歩かずして乗車可能。
バッタンバン-(バス 6USD)-プノンペン
あれ、まだこんな道があるのというぐらい、ボコボコ。バスはおんぼろ、エアコンはあまり効かない、途中の故障で夜中は1時間ごとぐらいに止まる。おしりは痛い、暑い為に窓開けているのでホコリもすごい、沿道は殆ど電気なさそう、あっても自家発のよう。2度と乗りたくない。14時間ぐらい?

結果大失敗、ポイペトーシェムリアップの方が10倍は良い、帰りはバッタンバンに行くのは御免して、ココン経由でタイに帰りました。プノンペンーココンもすごくいいです。道は良いし、時間も全然かからない5時間ぐらいだったと、途中の景観のものすごく良いし山間の川沿いなどにリゾートとか別荘地のようなものも建設中。眺めは川沿いに広がる広大な平地、まだ殆ど建物もない最高です。不便でしょうけど。カンボジアは現在、ほとんどの国籍で1年マルチプルビザが250USDが取れるし、それで労働もできる。業種によってはさらに別申請が必要。
プノンペンの王宮の対岸にある川沿いの建設中ホテルは日系企業が立てているようです。オーナーなのか建設だけなのか知りませんが。また、プノンペンの観光地図にもうすぐなくなると書かれている湖は中国系企業が買って埋め立てしコンドミニアムになるようです。プノンペンのコンドミニアムは投資対象として色々な国の人も買っているようです。
カンボジア、ミャンマーは、これからどんどん開かれてゆくのでしょう。

バンパカードの国境からバッタンバンへの道中で運転している旦那さんから教えてもらった、カンボジア・バッタンバンの昔ばなし
バンパカード自体も人は少ないのですが道中は童話のような自然のみでたまに家や人があるぐらい、その中で山がワニのように横たわる場所があります。カンボジア人は、とくにバッタンバンの人はご存知と思いますが、"むのむ くろっぱ"と呼ばれています。
むかしむかし、そこにある王子がいました、小さい頃から仲良くしているワニといつも遊んでいました。
あるとき、王子も結婚しなければならくなり、ナームソンサナッという女性と結婚しました。
そこでワニは悲しみ全てを食べて今のようになりました。
むのむ=山、くろっぱ=ワニ、ナームソンサナッ=水の女

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